原作児童書3巻目。1964年刊行。
怪盗ミロ初登場。冒頭の、コンホーテンおばあちゃんが子供たちに振る舞ったココアがミロにすり替えられていることでその存在を示すシーンは以降恒例となり、パスティーシュやアニメなどでもたびたびモチーフとされている。
本作でのミロは、ティーブレイクタウンから数時間の場所に位置するカカオマスシティの美術館収蔵のとある作品を盗むと予告する。だが、実は作品自体ではなくそこに刻まれた暗号が目当てで、予告をすることによっておばあちゃんや近隣の探偵たちの目を向けて解読させることが真の狙いだった。
真っ先に暗号の存在に気付いたおばあちゃんはそれを解読し、その示す場所でミロと対決するが……。
前年の「老眼鏡」で銃器の扱いができることを知らしめたコンホーテンおばあちゃんだったが、本作では暗号解読および作成にも秀でていることが示される。この作品は現在でいうところの「謎解き」要素があり、本文をちゃんと読んでいくと文中の暗号を読者も一緒に解くことができる。
特に、おばあちゃんが作った、編み物を使った暗号がユニーク。
ラストシーンで読者だけに明かされたミロの正体(変身すると大人になる少年)も魅力的な一作。
- このレポートは個人が考えたコンババの妄想設定です。公式のものや共通設定ではありません。
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